【言いたいこと】
・独学で問題なく合格できる
・ただし、スケジューリングは重要
■自分が受験したときの流れ
受験年度はH24。点数は合格点+2点12月に思い立ってテキストを購入→翌年6月後半にようやく重い腰を上げて勉強を始める→7月に申し込み→10月に受験し、無事合格
なので、実際の勉強開始から受験の期間は4ヶ月くらい。
予備校には通わず、テキスト1本で独学した。
使用したテキストは「パーフェクト宅建 基本書」
6月から7月の終わりくらいまでは仕事の担当異動と研修があったことにかこつけて殆ど勉強していなかった。
8月からはコレではまずいと思い残業を減らして休日も図書館などで勉強を始めた。
ただ、これでも全然勉強できていなかったですね。正直舐めてかかってた。舐めプだった。
「ちょっとこのままだとマズいんで無いの?」と思い、9月に最終手段に出ました。
平日:朝5時起床→朝食をとり勉強→8時出社→定時帰宅→夜12時まで勉強
休日:起きて寝るまで一定時間で場所を変えながら勉強
正直独り身だったからできたとは思う。
この体制をとってからの1ヶ月ちょっとでテキストの大半を片付けた。
■勉強方法について
上記のようにテキスト一本と、確認用に以下のウェブサイトを使用した。
http://takken.fx-ex.info/
現在は更新が滞ってるようだけど、具体的な法改正があった部分以外はまだ使えそう。
問題をこなすごとに合格可能性が表示されるから楽しみながらできた。
非常に励みになったサイト。
テキストについては、残念ながらあまり頭の出来は良くなく、テキストを単元ごとに再度自分のノートで構成しなおすという手法をとりましたが、見返すと元の構成とあまり変わらないのよね。
ただ、形だけでもこうすることで機械的に書き続けるのではなく読む→ノートテイクの間に「頭の中で整理する」という工程が加わるので時間があるならオススメ。
■情報教材・テキストについて
「宅建 勉強法」とかで検索すると出てくるわ出てくるわ。
宅建合格の為の勉強の仕方をお伝えします!とか言いながら情報教材の紹介ページに飛ばすサイト。
実際要りません。情報教材に金払うくらいなら無理くり時間作って資格学校通った方がよっぽど為になる。
一人で自分のペースででやるなら情報教材もテキストも変わらない。
大体見ないでしょ?あのDVDとか。
下にアマゾンのページは載っけてますがテキスト自体もそれごとに毛色が違うから実際にいくつか手にとって確認しなければ続かないと思う。
少なくとも私はテキスト中で火サスみたいな話をされたらもう無理。
私が使用したテキスト「パーフェクト宅建 基本書」についてですが、コレがもう分厚い。鬼のように分厚い。
そして厚みだけでなく他のテキストに多い下らないロールプレイ(○○ちゃん「どうして地域区分があるのー?」△△博士「それはね…」)とかの遊びの部分が無く、この資格に関係する情報しか載ることが許されない超絶ソリッドなテキスト。
実際合格後の手引きとしても優秀だと思う。
但し、その厚みが厚みだけに受験まで2ヶ月ないくらいからこのテキストを始めると多分に暇がある人以外、普通の会社員は普通にドボンすると思う。
まずは書店でテキストを比較しよう!!
■受験難易度について
実際問題、宅建を取得しようとする人は大きく分けると3つ大きい集団があります。
1.住宅販売など、直接的に建物の売買に関わる人
2.銀行・信託など資産管理として業務に関連がある人
3.主婦・学生など現段階で比較的直接関わりは無いが時間に余裕がある人
で、このうち2・3は除外して1について。
この人達は学歴としては(失礼ながら)高学歴集団というではないんですよ。
でも業務上必要であるから一生懸命勉強する。そして合格する。できる。
そう考えると国家資格だの合格率15%と聞いて浮かべるエリートなイメージよりは、勉強すれば順当に受かるものと考えて良いのではないかと思います。
問題が過去に較べて難しくなってきたとはいっても単純暗記的な内容で済むレベルです。
解釈が難解な問題文はそう出てきません。
ただし、暗記量が多いため、舐めてかかると落ちます。
※受験会場付近でよく配ってる大手資格学校の予想問題、あれ実際出た。
あまり馬鹿にしたもんじゃないね。
※※宅建主任者試験の後の登録実務講習、アレは本当に楽。自動車の普通免許の学科より楽。
だってテキスト持ち込んでいいんだもん。実際舐めプでOK。