Giacometti パイピングジャケット - ベクトルインサイド   

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2012/12/02

Giacometti パイピングジャケット

日本のブランド、ジャコメッティのジャケットです。


11月末、お店からメールが来て、行ってきましたアトリエセール。
このジャケットかなり興味があったんですよね。
ブランドからの写真はこんなんです。
けど試験勉強で忙しかった10月、そのまま虚脱して合格発表を待って居る間にあれよあれよとセールの期間に。
気分転換を兼ねて行ってみたところ、なんとサイズぴったりで残っていたこちらのジャケット。

こちらのブランドではランウェイを休止しているらしくて、シーズンのルックを確認しようとすると
公式にこんなフォトが出てきます。
2012AWのシーズンテーマは「GOODYGOODY」 架空人物「グッディグッディ卿(イギリス海運王)」の半生に即したアイテムデザインやスタイリング とのこと。


ネップ生地にパイピングを縦横に張り巡らせた、ちょっとクラシックな感じが漂う面白いデザインです。
結構凝っていて、 三つボタンチンストラップ付で合わせのボタンはベロア、さらに袖口には仕掛けが。


袖口は4つボタンでそれぞれ色が違うのですが、これが更にボタンひとつずつの留め糸の色をボタンの色に合わせています。


これだけ手が込んでいておまけに(?)日本製で定価が一般のドメスティックブランドのジャケットと大体同等ですからね。
個人的には非常にお買い得だと感じました。


ここは気合の入っているアイテムについては日本製にしているイメージがあります。


一時期ジャコメッティといえばモッズコートで有名でしたが、その頃をちょっと過ぎた頃にモッズコートを探していて、当時こちらの本店であった(今は撤退してしまいました)中目黒でお話をさせていただいた時に、その年のものではなくシェルの生地やライナーなど一番気合を入れて作ったという日本製のモッズコートを譲っていただいた思い出があります。


今回も金欠でかなり悩んでいたところ、割引を効かせていただいたりとなにやら頭が下がりっぱなしのブランドです。

上述の試験勉強の際に勉強場所確保の為に毎日必死で定時上がりしてカフェやらに行っていたら見事に財布が軽くなったという自業自得な自体だったんですがね。。。





こちらがバックスタイル。
腰裏の部分辺りにベルトのように別布が巻かれているのと、両肩から落ちるラインは前と続いているデザインです。
ここまでやるなら袖にもなんかマーチングバンドジャケットみたいなデザインも欲しかったとちょっとわがままを思ってみたり。
まぁ過ぎたるは~にならないくらいがちょうどいいのかもね。

チンストラップを留めるとこのように。
今年はなぜだかチンストラップがあるものばっかり買っています。
トレンドなんですかね。

 首元のアップ。衿裏部分は合わせのボタンと同じベロア素材を使っていて、
上げると結構目立ちます。結構首元がきつくなるので、
ストールやタートルネックなどで首を覆っていると結構苦しくなります。


 革のエルボーパッチ。そこまで良質な革ではないのは価格的にしょうがないところかも。







【蛇足】

 
ジャケット割り引いてもらったのが何か申し訳なくて、併せてカットソー買ってきました。
どっちかっていうと女の子が着ると似合いそうな。
袖口はリブになっていて生地全体も結構しっかり作ってあります。
これなら結構長持ちするかな?